メンタルの本おすすめ6選
Kindle Unlimitedで読める考えすぎとストレスの本
考えすぎて同じ悩みを繰り返すときと、他人の評価に疲れたときでは、読みたい本も変わります。 この特集では、Kindle Unlimitedで読めるメンタルの本6冊を、扱う悩みと本の内容で選び分けます。 各本の考え方に加えて、向き不向きも紹介します。
考えすぎが気になるなら、最初は『考えすぎない練習』から。 自分を責めがちなら『「メンタル弱い」が一瞬で変わる本』、具体的な方法を比べたいなら『超ストレス解消法』が候補になります。 題名の「一瞬」「ゼロ」は著者による表現で、この記事が変化の速さや効果を保証するものではありません。
ジョセフ・グエンが、思考が浮かぶことと、その思考について考え続けることを分けて捉える一冊。考えすぎによる精神的な苦しみを、著者独自の見方から説明します。
1冊目 自己啓発
考えすぎない練習
- 著者
- 出版社
- 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- こんな人に
- 同じ出来事を何度も思い返し、考え続ける状態との付き合い方を見直したい人。
- この本の学び
- 浮かんだ考えにさらに思考を重ねているかを見つめ、日常で考えすぎるきっかけを整理するという著者の視点。
- おすすめポイント
- 考えが自然に浮かぶことと、そこに解釈を重ね続けることの違いを説明する。前向きな考えで上書きしようとする前に、考え続ける状態を見直すための視点になる。
- 食べ物、環境、アプリ、メディアごとに、思考のきっかけを書き出す枠組みを紹介する。自分が何に接したあと考え込むのかを整理して読める。
- 仕事を消耗するものと活力を感じるものに分け、10段階で評価する枠組みを示す。抽象的な心の話だけで終わらず、時間の使い方も振り返る構成になっている。
精神的な見方を信じて実践することを重視する本です。身体的な苦痛は対象外で、医療的な効果の裏付けを求める人には向きません。
考えすぎない練習
この本の短評を読む
思考こそが苦しみの根本原因だと説き、ポジティブに考えるのでなく考えること自体を手放すことで、安らぎや喜び・充実感を取り戻す方法を導く一冊。
片田智也が、カウンセリングの事例と自身の体験をもとに、自己否定や不安との付き合い方を紹介する一冊。「メンタルが弱い」という固定的な自己評価を、弱っている状態として捉え直すところから始まります。
2冊目 自己啓発
「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣
- 著者
- 出版社
- 株式会社PHP研究所
- こんな人に
- 不安や落ち込みを感じるたびに、自分の性格が悪いのだと責めてしまう人。
- この本の学び
- 不安を消してから動こうとする順序や、自分に向ける言葉を見直すという著者の考え方。
- おすすめポイント
- 性格を「弱い」と決めつけることと、現在の状態を「弱っている」と見ることを分ける。感情が揺れたことを、そのまま自分全体への評価にしない考え方を説明する。
- 不安を消そうとして、さらに不安になる事例を紹介する。不安が残っていても行動してよいという著者の主張を、具体的な場面で読める。
- 「しなければ」を「してもいい」に変える許可の言葉や、失敗を次に生かす情報として捉える例を示す。自分に厳しい言葉を使いがちな人が、言い方を比べられる。
事例と体験に基づく自己啓発的な助言が中心です。題名どおりに一瞬で変わることや、治療効果を保証する本としては読めません。
この本の短評を読む
片田智也がカウンセリング事例と自身の体験から、自己否定や不安との付き合い方を紹介。性格を弱いと決めつけず、弱っている状態として見ることや、自分に許可を出す言葉を具体例で説明する一冊。
Testosteroneと精神科医の岡琢哉が、生活習慣と心の不調についての知識を紹介する一冊。前半は食事、睡眠、運動、後半は適応障害やうつ病などの基礎知識を扱います。
3冊目 学び・思考
心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書
- 著者
- 出版社
- 文響社
- こんな人に
- 生活習慣と心の関係を知りたい人や、心の不調について入門的な知識を得たい人。
- この本の学び
- 日常の生活習慣を考える話と、医療についての知識を分け、研究の根拠にも強弱があると理解すること。
- おすすめポイント
- 食事、睡眠、運動を章ごとに分け、生活習慣と心の関係を紹介する。気合いや性格の話だけでメンタルを捉えないための知識を得られる。
- 生活習慣の章とは別に、適応障害やうつ病などを扱う章を設ける。日常の工夫と、心の不調を知るための解説を区別して読める構成になっている。
- 研究の根拠の強さに違いがあることを説明する。本に書かれた方法を、すべて同じ確かさの情報として受け取らないための視点も含む。
本書でも筋トレを万能な治療として扱っていません。個別の症状を判断する本ではなく、自己ケアを治療の代用にするための本でもありません。
この本の短評を読む
フォロワー100万人のTestosteroneと精神科医が説くメンタルの教科書。食事・睡眠・運動で心を守る予防習慣から、うつ・不安症などの知識と対処法まで授ける一冊。
メンタリストDaiGoが、感情を客観的に見る方法と、呼吸や瞑想の練習を紹介する一冊。自分の経験と研究を交えながら、繰り返す悩みへの注意の向け方を説明します。
4冊目 自己啓発
自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス
- 著者
- 出版社
- 株式会社PHP研究所
- こんな人に
- 悩みを繰り返してしまい、感情を観察する方法や短い練習の手順を知りたい人。
- この本の学び
- 今の感情に気づき、すぐ良し悪しを決めずに観察し、何を感じているかを明確にするという手順。
- おすすめポイント
- 「気づく」「評価せずに観察する」「明確にする」の3段階を紹介する。感情に名前をつける前に、どんな状態かを見つめる手順を追える。
- 友人に助言するつもりで自分の問題を見直す方法を示す。同じ問題でも、自分のこととして考えるときと他人に伝えるときの見方を比べられる。
- 呼吸へ注意を戻す練習や、歩いているときの足の感覚に注意を向ける例を紹介する。マインドフルネスを、今の感覚に注意を向ける練習として具体的に読める。
悩みを本人の捉え方に帰す強い一般化もあります。職場の環境や制度、対人関係そのものの具体的な解決には、別の情報が必要です。
この本の短評を読む
メンタリストDaiGoが心理学と科学的根拠をもとに、マインドフルネスと簡単な瞑想で「気づき」を高め悩みや不安を手放す方法を解説。自分を客観視し、不安に動じない心をつくる一冊。
Testosteroneが、自身の経験から100の考え方を紹介する一冊。やめる、捨てる、逃げる、受け入れるといった章を通じて、他人の期待やつらい環境との距離を考えます。
5冊目 自己啓発
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣 (きずな出版)
- 著者
- 出版社
- 株式会社PHP研究所
- こんな人に
- 他人の期待や評価に振り回され、自分が引き受けることを見直したい人。
- この本の学び
- 自分で変えられる問題と、変えられない事柄を分け、自分の基準や環境の見直しを考えること。
- おすすめポイント
- 他人の期待は自分で制御できないものとして、自分の基準で考えるよう提案する。誰かの評価を得るために引き受けていることがないか、読みながら振り返れる。
- 仕事の方向を変えることや、つらい環境から距離を取ることを選択肢に含める。気持ちの持ち方だけを変えるのではなく、置かれた状況の見直しも扱う。
- 日々のストレス源を特定して減らす考え方を紹介する。100の項目から、自分の状況に合うものを選んで読む形式になっている。
個人の経験に基づく、強い断定のあるエッセイです。著者も合わなければ無視してよいと述べており、体系的な医療解説を求める人には向きません。
この本の短評を読む
筋トレ社長テストステロンが「ストレスほぼゼロ」の自身の思考法を100の習慣として言語化。生きづらい現代で心を軽くし、自分に合う考え方を選んで楽になるためのメンタル指南書。
鈴木祐が、研究を参照しながら100のストレス対処法を紹介する一冊。ストレスの強さを記録し、短期的な方法と継続して取り組む方法を選ぶための道筋を示します。
6冊目 ビジネス
超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド
- 著者
- 出版社
- 株式会社鉄人社
- こんな人に
- 抽象的な励ましより、具体的な方法を比べて自分に合うものを試したい人。
- この本の学び
- ストレスの状態を記録し、方法を選んで試した後に過去の状態と比べるという進め方。
- おすすめポイント
- ストレスを点数化して、過去の状態と比べる方法を紹介する。方法を試す前後で、どう感じていたかを記録するための手がかりになる。
- 悩みを、誰にも見せない文章に書き出す方法を紹介する。本ではこの方法を「表現筆記」と呼び、手順も説明している。
- 呼吸、運動、自然に関わる方法を扱い、短期と長期の手段を分けて紹介する。巻末の進め方も参照しながら、今試すものと継続するものを選べる。
方法ごとに研究の質が異なり、継続に時間がかかることも本書に明記されています。100の方法を一度に行うのではなく、選んで試す必要があります。
この本の短評を読む
ハーバードやスタンフォードが実証した「本当に効く100のストレス解消法」を厳選。質より量で武器を増やし、何があってもすぐ立ち直れる無敵のメンタルを科学的に手に入れる一冊。
今の悩みに合う1冊の選び方
考えすぎを見直す視点がほしいなら『考えすぎない練習』、自己否定に向ける言葉を変えたいなら『「メンタル弱い」が一瞬で変わる本』から選べます。 感情を観察する練習は『究極のマインドフルネス』、他人の期待や環境との距離は『ストレスゼロの生き方』が扱っています。
生活習慣と心の不調の基礎知識を知りたいなら『心を壊さない生き方』、方法を比較して試したいなら『超ストレス解消法』が候補です。 気になる1冊の向き不向きを確認してから、目次で自分の悩みに近い章を探してみてください。
日々の行動や時間の使い方も見直したい場合は、習慣の本おすすめ6選も紹介しています。